報告詳細 2008~2009年度

2008年度

主に大学を中心として学内にフェアトレードを広める。

 

2009年度

国分寺市へ貢献するため、地域へもフェアトレードを広める。

 

2009.11.1  国分寺祭 YouI Cafe 出店

 

 今年は国分寺公園で行われた国分寺祭りに出店しました。

 コーヒー、チャイ、バランゴンバナナを使用したチョコバナナの3商品と、大学生協で販売している髪ゴムなどの物販も売りました。

 

 なんとかチョコバナナを完売することが出来ました。

 販売と同時にフェトレードのチラシを配ったり、お客様にフェアトレードの説明をしたりなど、来てくださった方々とお話することが出来ました。

 

 

2008年12月22日 「貿易ゲームで遊ぼう!」

 

 東京経済大学葵陵会館1階ホールにてミニイベント「貿易ゲームで遊ぼう!」を行いました。
 今回はフェアトレードをより身近に感じてもらうこと、個々人の消費行動において見直すきっかけ作りを目的として行いました。

   ※貿易ゲームはイギリスのNGOクリスチャン・エイド(Christian Aid)によって出版された開発教育教材です。

 

 

 集まったメンバーはインドネシア、ガーナ、フィリピン、日本、日本市場、多国籍企業に分かれ、はさみや鉛筆などの道具と紙を使って「製品」を作り売買することで収入を稼ぎ、手持ち金を競い合いました。

 さらに今回、前記の6チームの他にフェアトレード団体役を加え、フェアトレードの働きを感じてもらえるように工夫しました。

  

  ゲーム開始時点での道具や紙の量が異なることや、先進国チームを

優遇する特別ルールが設けられる等、発展途上国チーム不利の状況の中(インドネシア、ガーナ、フィリピン)参加者はそれぞれに利益を上げる方法を考え、他チームへ交渉や出稼ぎ行ったり、技術力を向上させるなどしていました。
 ただ、そういった努力も虚しく、市場では安く買い叩かれてしまう為、プレイ中に発展途上国チームから不満の声が上がる場面もありました。 

 

ゲーム終了後の振り返りの感想では、不満の声だけでなく「フェアトレードに救われた」などの意見も聞けました。

 理屈ではなく「感覚的」に世界の不平等さ・格差を感じることができたのではないかと思います。

2008年11月1日~3日
東京経済大学 葵祭 

YouI Cafe出店(フェアトレード屋台)


来場者にフェアトレードを実際に試す機会を提供すべく11月1~3日の3日間にわたり、フェアトレードやオーガニックにこだわった3品(チョコバナナ・チャイ・コーヒー)を販売しました。

 

様々な方のご支援・ご協力を賜り、おかげ様で予想を大きく上回る盛況のうち3品すべてを完売、延べ600人以上の方々にフェアトレードについてお話しさせていただくことができました。
今回のフェアトレード屋台で販売したメニューは以下の通りです。

 

バランゴンバナナボート (チョコバナナ)
民衆交易品であるバランゴンバナナ(無農薬栽培)とオーガニックのチョコレートシロップを使用した、健康だけではなく生産者にも環境にもやさしいチョコバナナ

 

シャンティー (チャイ)
インド北西部ドアルスのプタルジョラ農園で有機栽培された茶葉に有機認定されたスパイスを加えた紅茶を使用したチャイ

 

フェアトレードコーヒー
・ラオス チャンパサック州南部のボラベン高原
・エクアドル インパブーラ州インタグ地方
2つの産地の豆を使用しました。いずれも無農薬で栽培されています。

 

マスコバド糖
チャイ・コーヒーに加える砂糖もフェアトレードにこだわりフィリピン ネグロス島で作られるマスコバド糖を使用しました。

2008年6月17日

映画「おいしいコーヒーの真実」上映会


コーヒー豆生産者の現状を描いた映画「おいしいコーヒーの真実」の上映会を行いました。
上映後、フェアトレードを絡めた解説と署名運動を行いました。
結果、学生・教授を含む250名の方々から署名にご協力いただきました。

 

集まった署名をもとに同学生協へフェアトレード商品の導入推進運動を続け、売り場を設置していただけることになりました。
ご協力いただいた皆様、有難うございました。

 


この映画の公開後、何が変わったのでしょう?

①オロミア州コーヒー農協連合会のコーヒー価格は1ポンド(453g)当たり$1.45から1ポンド当たり最低$2.30に上昇し、オロミア州コーヒー農協連合会に登録している130.000の生産者に今までの価格の3倍の金額が支払われました。

 

②公開後の数週間、映画に取り上げられたコーヒー農家コミュニティーへ最高$25,000の寄付がされました。

 

③初めてNestleやKraft、Starbucksのような大きな多国籍企業に世界的にスポットライトが当てられました。 いくつかの企業は、生放送のテレビやラジオで彼らの価格に関する方針について質問に答えました。

 

④重要な政治機関(世界銀行、EU,国際連合、イギリス国会議事堂など)で貿易に関する方針と 開発の討論や調査が行われました。
イギリスでは、タデッセさんが首相官邸に招かれ、前イギリス首相トニー・ブレアー氏に ダデッセさんのメッセージが直接伝えられました。

 

⑤何百ものNGO団体、各関連組織、教育機関とコーヒー関連会社は、フェアトレードや倫理的貿易についてのキャンペーンや社員教育のためにこの映画を利用しています。あるケースでは、エチオピアの知的財産局によってスターバックスにエチオピアンコーヒーの商標を認めてもらう働きかけのためにこの映画が使われました。

 

(http://www.blackgoldmovie.com/impact.php より引用)
http://www.uplink.co.jp/oishiicoffee/ おいしいコーヒーの真実 公式WebSite
http://www.blackgoldmovie.com/   Black Gold 公式WebSite 

 

2008~09年度詳細